すらら コロナ休校期間中の学習時間が前年比3倍超に

2020年12月23日

すららネットは、新型コロナウイルス感染症による休校中の2020年3~5月、「すらら」継続利用校での学習時間が前年度と比較して310%と、3倍を超える学習を行っていたという研究結果を、日本デジタル教科書学会で発表した。

AI×アダプティブラーニング教材の「すらら」は、小学校から高校までの国語、算数/数学、英語、理科、社会の5教科の学習を、先生役のアニメーションキャラクターと一緒に、一人一人の理解度に合わせて進めることができるアダプティブなeラーニング教材。レクチャー、ドリル、テスト機能により、一人一人の習熟度に応じて理解・定着・活用のサイクルを繰り返し、学習内容の定着をワンストップで実現。初めて学習する分野でも一人で学習を進められる特長を生かし、小・中・高校、学習塾をはじめ、放課後等デイサービス等においても活用が拡大している。

今回の研究結果は、2018年度から2020年度の期間「すらら」継続利用している47校1万3,138名の中高生の学習時間を分析したもの。新型コロナウイルス感染症による学校休校期間中(2月27日~4月30日)の学習時間を、過年度と比較している。

2018年から2020年における、各年3月~5月の学習時間の平均は、2018年が1.1時間、2019年が2.7時間、2020年が8.4時間と、2019年と2020年を比較すると310.3%と大きく増加。レクチャー、ドリルの2つの学習スタイルのうち、特にレクチャーの学習時間が伸びていることから、授業を受けられない新規学習単元の学習を、「すらら」で行っていたことがうかがえるという。

学年切り替わりの春休みにあたる3月、4月は、「すらら」での学習時間が一時的に減少する傾向があるが、2020年は3~5月いずれも例年と比較して学習時間が大きく増加。学校で学習を進めることができない生徒が「学びをとめない」ために3月、4月に「すらら」で学習したと推察。5月の学習時間の微減は、各学校においてオンライン授業等のインフラが整い、一部の授業が実施できるようになったことによるものと考えられるとのこと。

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