子供にプログラミングを習わせるなら教室、それともオンライン?

2021年5月13日

プログラミングが小学校の必修科目に加えられたことで、子供の習い事としてのプログラミングに注目が集まっています。
しかし、プログラミング教室に興味があるという方の中には、オンラインの学習サービスと教室への通学のどちらを選ぶべきか悩むご家庭も多いようです。

この記事では、教室・オンライン、それぞれのメリットとデメリットを説明したいと思います。

その他、プログラミングを学ぶ際に必要なものについてもお伝えいたしますので、習い事でプログラミングを始めたいと考えている方は、参考にしてください!

この記事の目次

  1. 現在プログラミングを習っている子供はどのくらい?
  2. 教室でプログラミングを学ぶメリット・デメリット
    1. 教室でプログラミングを学ぶメリット
    2. 教室でプログラミングを学ぶデメリット
    3. オンラインでプログラミングを学ぶメリット・デメリット
    4. オンラインでプログラミングを学ぶデメリット
  3. プログラミングを習い事で学ぶため必要なもの
    1. オンラインでプログラミングを学ぶために必要なもの
    2. ① 動画視聴によるオンライン学習サービス
    3. ② オンライン授業をメインとしたオンライン学習サービス
  4. まとめ

現在プログラミングを習っている子供はどのくらい?

保護者世代にはピンと来ない方も多いかもしれないプログラミング教育ですが、2020年に小学校での必修化が決定しました。

その目的は、

  • プログラミングを学ぶことでパソコンスキルを身につける
  • 物事を順序立てて解決に向かわせる能力を養う

というものがあります。

プログラミングは、子供の疑問に親が対応することが難しいと感じる保護者が多いことから、学校だけではなく習い事でもプログラミングを始めたいと考える保護者が増えています。

「子供の習い事図鑑」というWEBサイトにて実施された人気の子供習い事ランキングでは、プログラミングの順位は2020年には14位(1.5%)だったものに対し、2021年度には10位(3.2%)までランクアップ。
この傾向は今後も年々増加していくだろうと考えられています。

参考)https://startoo.co/topics/73672/

教室でプログラミングを学ぶメリット・デメリット

プログラミング教室への通学には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

教室でプログラミングを学ぶメリット

教室でプログラミングを学ぶことのメリットは、やはり先生や他の生徒と子供が実際に触れ合うことができる点にあります。
プログラミング教室では、ロボットを指示通りに動かす・組み立てるなど遊びを取り入れたカリキュラムを用意している場合もあり、楽しみながらプログラミングを学びやすいでしょう。
質問や疑問があれば、先生に聞きやすいという環境だとも言えますね。
特に、友達とワイワイした環境で学ぶのが好きなお子様は楽しく通学できます。

教室でプログラミングを学ぶデメリット

どのような習い事でも言えることですが、通学型の習い事は基本的に保護者の送り迎えが必要で、忙しい毎日を送る保護者にとってそれが大きな負担になる場合もあります。
また、現在は教室で感染症対策がしっかり実施されているかどうかなどの確認も必要ですし、同じ授業を受けるクラスメイトとの相性なども考えるべきでしょう。

教室に通わせた方が理解が深まる、と考える保護者もいますが、子供のタイプによってケースバイケースであることを知っておく必要がありますね。

オンラインでプログラミングを学ぶメリット・デメリット

オンラインでプログラミングを学ぶ場合には、時間・場所に捉われない教室選びができるようになります。
遠方の教室や先生からプログラミングを教えてもらうことが叶うほか、保護者が教室までの送り迎えの時間が確保できないという悩みも無くなるでしょう。

お住まいが都心でない場合には習い事の選択肢が絞られることが多いですが、どこにいても求めるレベルとカリキュラムの学習が受けられるようになります。

また、多くの場合は通学よりもオンラインの習い事の方が費用を抑えられるという傾向があり、経済的なメリットを得られることもポイントです。

  • 通学のプログラミング教室:月額10,000円〜20,000円程度(別途入学金・教材費が必要)
  • 動画視聴をメインとしたサービス:月額5,000円程度
  • オンライン授業をメインとしたサービス:月額10,000円程度

どの場合もコースによって大きく価格が変わる場合もありますが、やはり通学よりもオンラインの方が手頃な価格になっていると言えるでしょう。

他の生徒がいると萎縮してしまう・緊張して質問ができない・ふざけすぎて集中できないようなタイプの子供には、特にオンラインがおすすめですね。

オンラインでプログラミングを学ぶデメリット

オンラインでプログラミングを学ぶには、まずパソコンの基本的な操作を保護者が教えなくてはいけません。
子供がパソコンの電源もつけられないような状態であれば、しばらくはサービスの利用中に子供に付きっきりになる必要があるでしょう。
ただ、小学生くらいになるとパソコン操作を覚えるのも早く、一人で授業を受けられるようになるため、このようなデメリットもあまり感じなくなるかと思います。

また、インターネット環境を整える必要もあります。自宅のインターネット環境が不安定なのであれば、学習に集中するためにも改善を考えるべきですね。

プログラミングを習い事で学ぶため必要なもの

教室に通学する・オンラインで学ぶ場合の両方で必要になるのはパソコンまたはタブレットです。
基本的に必要な機材については教室やサービス側からスペックの指定があるでしょう。それでも分からないようであれば購入するべき機種について直接相談してみると良いでしょう。

オンライン学習で活用する予定があるのなら、追加でカメラを購入する必要のないようにカメラ機能が搭載されている機種であることを確認してください。
また、通学でプログラミング教室に通う場合は、教室ごとに追加で独自の教材などを購入する必要が出てくる場合もあります。

オンラインでプログラミングを学ぶために必要なもの

オンラインでプログラミングを学ぶには大きく分けて2種類の方法があります。

動画視聴によるオンライン学習サービス
用意されている動画を閲覧しながら、自分のペースに合わせて学習を進めて行くスタイルです。オンライン授業や通学スタイルの習い事と違い時間の拘束がないため、隙間時間を有効活用してプログラミングが学べます。

■動画視聴によるオンライン学習サービス例
Disneyテクノロジア魔法学校プログラミング学習教材

② オンライン授業をメインとしたオンライン学習サービス
教材を使いながらオンラインで授業を受けるスタイルです。
一対一のレッスンの他にもグループレッスンが用意され、教室に通っているような感覚でプログラミングを学べるようになっているサービスもあります。
先生に質問しやすい環境が整えられるので、より専門的な知識を身につけたい場合にもおすすめでしょう。

■オンライン授業をメインとしたオンライン学習サービス例
LOGY オンラインプログラミング授業

どちらがお子様に適しているかは無料の体験などを利用して確認してみる必要があります。 教材の購入はサービスによって変わりますが、動画視聴やオンライン授業を円滑に進めるためにヘッドセットを用意すると、室内の雑音に邪魔されずに学習ができるようになりますよ。

まとめ

子供のプログラミング学習について、教室への通学かオンラインでの学びのどちらが良いのかを比較するために、それぞれのメリット・デメリットを紹介いたしました。

オンラインの学習サービスは無料の試用期間が用意され、手軽にプログラミングと触れ合えるものが多くなっています。
まず子供にプログラミングへの興味を持たせたいと考えているのなら、オンラインのサービスを試してみてはいかがでしょうか。


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